人生論


人生をより良くする方法㉑声のトーン

人は不安に思ったり心配したりすると声が裏返る。トーンがあがる。一方、自信に満ちた声は低くなる。やくざは人を脅かすとき、ことさら低い声を出す。セールスマンも同じテクニックを使う。トーンを低く、一定に保ち、相手に安心を与える。心理カウンセラーが人物洞察力にたけているわけではない。教科書通りにチェックしているだけだ。我々も同じことができる。ルールさえ覚えれば。

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人生をより良くする方法⑳目の動き

眼球運動は嘘がつけない。何かを思い出そうとすると、眼球は上を向く。嘘を付こうとすると、下を向く。何か都合の悪いことを思いついたときは、目を左右にそらす。不安状態では、きょろきょろとあたりを見回す。つまり、精神が不安定になると、相手の目をじっと見ることができなくなるのだ。動物はお互いに目があったとき、先に目をそらした方が負けである。だから猛獣に襲われたとき、絶対に目をそらしてはいけない。じっと睨みつけてやりながら、少しずつ下がるのだ。 カテコールアミンが分泌し、交感神経が優位になると興奮したり、怒りを感じる。このとき瞳孔は散大する。逆にアセチルコリンが分泌し、副交感神経が優位になると恐怖を感じた...

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人生をより良くする方法⑲相手の気持ちを汲み取る

相手の気持ちを汲み取れる人は、相手からも信頼され、好かれる。彼らは、自分から多くを語らず、聞き上手である。まずは相手にしゃべらせる。思いのたけを吐き出させる。すっきりするまで、気のすむまでしゃべらせる。相手の話を傾聴する方が、話して聞かせるよりも疲れる。 精神科のカウンセリングは、ほとんどの時間を相手に話させる。時には一方的に、とめどもなくしゃべり続けられる。相手が話し続けている限り、それを制止せずに聞き続ける。たとえどれだけ時間を要しても、その時刻がいつであっても、である。大変な忍耐を要する。しかもその話に中身はない。同じ内容の繰り返しである。ただ気が済んだかどうか、の違いである。 しかし、...

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人生をより良くする方法⑱コミュニケーション能力

どんなに優れた知性を持っていたとしても、それを他人に伝えなければ宝の持ち腐れでしかない。また内容のないコミュニケーション例えば無意味なおしゃべりは、運動しているようなものだ。 高いコミュニケーション能力とは、短時間に短文で的確に感動を伝えられるか、にかかっている。現代人はあまりにも忙しい。わかってもらえるまで待つ時間はない。内容が伝わらなければ、どんなに優れた製品でも買ってもらうことはできない。ビジネスチャンスも失いかねない。国家間のコミュニケーションに失敗すれば、戦争にまで発展する。人間関係も壊れる。日本人はプレゼンテーションが下手である。そのため、過去にいくつもの悲劇にあってきた。 プレゼ...

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人生をより良くする方法⑰芸術家

芸術家の互換は人並み外れて優れている。しかし五感はいずれAIによって代行されるだろう。しかしAIがいくら優れた感覚を持ったとしても、芸術作品を生むことはできない。過去のいずれかの作品から似た部分を持ち寄り、それらしい作品を作るまではできる。しかし過去に例のない新しい創造的作品を作り出すことはできない。 AIが最後まで苦戦するであろう分野とは、人とのコミュニケーションである。特に言葉を介さない、顔の表情を読み解くことは、AIには難しいと思われる。Disneyのアニメーションは、たった5つの顔の表情の組み合わせにすぎないという。しかし子供には、人の顔の表情を読み解く力がないから、それだけで十分なの...

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人生をより良くする方法⑯触覚

手触りや肌触りに敏感な人がいる。接触性皮膚炎とは肌かぶれのことである。これもある意味、肌感覚が敏感なのだ。温泉の種類を当てられる人がいる。名工と呼ばれる大工さんは、わずか1000分の1ミリの凹凸を手先に感じ取る。人間の指先は恐ろしいほどに精巧なセンサーなのである。ペンフィールドの脳地図を見ると、親指だけで脳表のかなりの部分を占めている。 我々はいつ、この感覚を身に付けるのか。実は子供時代に泥んこ遊びをした子供としなかった子供とでは、その後の知能の発育に差があることが分かっている。泥んこ遊びが重要なのである。つまりは自然に触れる必要があるのだ。幼児期に、親が危ない汚いと何も触らせなかった子供の知...

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人生をより良くする方法⑮嗅覚

日本には古来より香道というものがある。香木の種類を嗅ぎ分ける遊びだ。犬は人間の千倍の嗅覚を持つと言われている。敵の臭いは不快に感じ、餌の匂いは食欲を誘う。アルツハイマー型認知症の人は、病気の初期から嗅覚が低下する。悪臭に鈍感な人は、認知症になりやすい。嗅覚低下が始まったら直ちに嗅覚リハビリを開始すべきだろう。もしかしたら認知症に移行するのを妨げるかもしれないからだ。 くさい臭いに鈍感な人は、どうしてそうなるのだろうか。四六時中くさい臭いにさらされているからではないのか。その臭いの原因の一つに口臭がある。歯周病が原因で、口がくさくなる。しかし本人は気付かない。同じように、たばこやアルコール臭も、...

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人生をより良くする方法⑭味覚

味覚とは、甘味・塩辛味・酸味・苦味・唐辛味・うまみ等がある。さらにもっと詳しく分かれていくだろう。 日本人はもともと味覚が敏感な民族であった。日本は世界一、ミシュランの星を多く獲得している。フランス料理ばかりでなく、イタリア料理・中華料理・そして和食と幅広い分野にわたる。ミシュランはもともとフランスのタイヤメーカーで、車旅行者のための旅先でのレストランガイドとして発行されたのが、世界的に有名になった。そもそもはパリを訪れる観光客のためと、フランス郊外を旅行する人のためのガイドブックだった。 東京にはミシュランの三ツ星獲得和食料理店が11くらいあるが、我々の方が日本食には詳しいと思う。自分たちの...

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人生をより良くする方法⑬聴覚

現代人は音楽なくして生きてはいけない。音楽には歌や演奏の他にも風の音も含まれる。音楽には、旋律、リズム、ハーモニー、音質等の要素がある。 普通の人にはクラシック音楽の曲名がわかったとしても、誰の指揮の下、何楽団の演奏か、聞き分けられる人は少ない。ましては楽器の価値など、ストラディヴァリウスのバイオリンか否かはわからない。しかしプロの演奏家やクラシック愛好家なら当然のように聞き分けている。そこに無上の価値観を見出し、魂がゆさぶられ、感動する。しかし素人には感動が伝わらない。なぜか。感覚鈍麻に陥っているからだ。やはり聞いている音楽の数が違う。ならば訓練するしかない。

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人生をより良くする方法⑫五感を磨く、視覚

視覚芸術の代表は美術だろう。代表的なものとして絵画・彫刻・庭園・自然公園等がある。野山を散策すること自体が芸術なのかもしれない。演劇も視覚要素が重要だ。映画や舞台を見て、それが現実ではないと知りながら、なぜ感激するのか。視覚は色調・造形・明暗・動き等の要素から成り立っている。 人は全く新しいものを見たとき、戸惑うだけである。過去に一度見たものに退位して反応を示す。ごくまれにデジャブ既視知といって、一度も見ていないのに見た気がすることがある。夢の中で見たのか、過去世の記憶か、それとも宇宙のどこかのパラレルワールドでの体験か、やはりどこかに記憶が残っているのだろう。 とにかく、見る数を増やすことが...

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