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今後の認知症施策の方向性③7つの視点

(1) 標準的な認知症ケアパスの作成と普及 (2) 早期診断・早期対応のための組織作り ①かかりつけ医の認知症対応力向上研修②認知症初期集中支援チームの設置③簡単なアセスメント法の開発④身近型認知症疾患医療センターの整備⑤認知症向けプラン (3) 地域治療 ①薬物治療ガイドライン②身体合併症に対する治療(一般病院での受け入れ)③一般病院での認知症対応力向上④精神病院の役割を再検討⑤精神病院からの円滑な退院と在宅復帰 (4) 地域介護 ①医療と介護の連携②適切な認知症介護③グループホームの活用④BPSDに対する介護保険施設での対応⑤介護保険施設での認知症対応力向上 (5) 地域生活 ①認知症予防...

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今後の認知症施策の方向性②これからの認知症ケアとは

従来のように認知症になったら介護施設に預け、さらに手に負えなくなったら精神病院に入院させるのではなく、できる限り早い時期に治療して精神病院から退院させ、介護施設を経て自宅に戻る、という逆の流れを目指す。このためには標準的な認知症ケアパスを普及させる必要がある。従来は周辺症状BPSDが発生してから事後的に対応を始めてきたが、これからは危機の発生を未然に防ぐように、早期発見し早期治療・早期ケアを開始する。

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今後の認知症施策の方向性①これまでの認知症施策とは

かつて認知症とは何もわからなくなる病気、治せない病気と考えられ、大声を出したり、暴言暴力や介護に抵抗する者に対し、身体拘束で無理やり抑え込むしかないと考えられてきた。今でも一部の病院では平然と身体拘束が行われ、抗精神薬の大量投与により、無気力状態に陥り、ADLの低下と予後不良を招いている。平成12年から始まった介護保険法により、認知症ケアの考え方が大きく変化した。即ち、患者の尊厳の保持が強く主張されるようになり、認知症を病人として入院隔離するのではなく、同じ社会の一員として健常者とともに社会の中に受け入れ、共に暮らせる社会を目指す、となった。 (ADL Activities of Daily ...

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コミュニケーションについて⑦コミュニケーションは訓練によって上達する

1. 小児期の訓練 人間にとって最初のコミュニケーションの相手は親である。親との会話からコミュニケーション訓練が始まる。しかし、怒ってばかりいる親、一方的に用件のみを伝える親、子供の話を聞かない親、子供は自分のものだと思う親、子供は親の言うことを聞くのが当たり前だと思っている親、子供と対峙することを嫌がる親、叱らない親、何でも与える親、子供と友達感覚の親、これらに当てはまる親を持っていたら、その人は小児期訓練を受けていない。 2. 学童期の訓練 次のコミュニケーション訓練は学童期にある。友達とのコミュニケーションである。しかし、本当のことを言うと怒りだす友人、本当のことを言ってくれないで、おべ...

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コミュニケーションについて⑥四条件を満たさぬ者はどうする?

4条件を満たす論述ができない。目的・手段・方法・結果予測・結果検討・結論の順に文章が書けない。そんな人は第三のコミュニケーションを図る。それは代理人を立てる、という方法である。代理人に代弁してもらう。代理人とは、所属長であったり、チームリーダーであったりする。休憩時間や勤務終了後に場所を変えて、非公式な交流の場を設ける。時には飲み会であったり、趣味の場であったりする。そこで代理人に自分の思いを伝え、自分に代わって自分の考えを伝えてもらう。 人とのコミュニケーションが下手な人は、自分がルールを守っていないからである。コミュニケーションが下手だから、相手から嫌われるのでは?と心配になる。自分の思い...

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コミュニケーションについて⑤四条件を満たさぬ者の訓練

(1) 冷静に話す訓練をする。それができるまでは文書で意見陳述する。 (2) 順序立てた言い方をする訓練をする。言いたいことを箇条書きにしてみる。 (3) 話の構成を目的、目的達成のための手段、具体的方法の提案、結果予測をシュミレーション、結果と再検討の順番に述べる。 目的が同じでも、達成手段が異なれば、正反対の方法を提案することもありうる。たとえば、利益は売上高からコストを引いたものであるが、利益を上げるには、売上高を上げる方法と、コストを下げる方法とがある。もしも売上高をあげても、それ以上にコストもかかれば利益は増えない。売上高はわかりやすいが、コストには材料費、人件費、建物維持費、水道ガ...

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コミュニケーションについて④話し方を間違えれば議論に参加できない

間違った態度、間違った言葉づかい、非協力的態度の人は議論に参加できない。大声を出したり、威圧的態度をとっとり、どなったり、自分ばかりが主張して相手の話を聞かないなどの態度、また相手を侮辱するような言葉、時間や約束を守らない、資料提出を怠る、などの人は議論に参加できない。これらの人は、意見陳述ではなく、文書により意見を述べるしか方法がない。また議論に参加していないから、その結果に従わない、という理屈も通らない。決定事項に従わない人は、職務規定違反に問われる可能性がある。

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コミュニケーションについて③正しい議論の仕方とは

正しい会議を行うには、必要条件が満たされているかを確認する必要がある。条件を満たさずに会議を行うことは無意味だからである。よくある間違いとして、会議の置かれている状況を考慮せずに議論を開始してします失敗である。 議論を進める上での注意点 (1) 話の一貫性 何を目的として何について話し合いたいのか、参加者が理解しているのか。相手の言葉尻をつかんで、ああ言った、こう言ったの類に陥っていないか。相手の言葉だけを聞いて、相手の顔を見てないのではないか。 参加者は、会議において首尾一貫して同じテーマについて話し合わなければならない。 (2) 会議の目的に合理性があるか。病院で会議をするのだから、目的は...

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コミュニケーションについて②相手の話を聞くときの条件

そもそも大きな間違いをしていないか。「相手の話を聞く」というのは、何でもかんでも相手の主張を丸のみすることではなく、言うがまましゃべらせることでもない。ディベート討論または議論という手法がある。学会や国会・議会の場で行われる話し合いの約束事である。議論を行うとき、次の四条件が満たされていなければならない。 (1) 話の一貫性(2)話の合理性(3)話す順序だて(4)静な話し方 話の目的は何か、一貫して同じテーマについてのみ話し合う必要がある。話すたびに話題の焦点がころころ変わるようでは議論にならない。話の主張に合理性があるかは重要である。何をしたいのか、何を実現したいから話し合いを持っているのか...

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コミュニケーションについて①

コミュニケーションとは何ぞや。コミュニケーションとは、相手との意思疎通を図ることである。コミュニケーションについて話す前に、まずは確認し、合意しておきたいことがある。それは、 (1) コミュニケーションは難しく、人類誕生以来、コミュニケーション不足が競争を招き、人類を不幸に陥れている。コミュニケーションがよくなれば人間関係もよくなる。 (2) 退職理由の中で最も多いのは、給与に不満があるからではなく、また仕事がつまらないからでもなく、職番における人間関係が嫌だから、である。 (3) そもそもコミュニケーションを図る目的は、「相手との関係をよくしたい」からである。 (4) しかし、相手を理解する...

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