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拈華微笑ねんげみしょう

釈尊が説法を行っていたある日、蓮華の花をつまんだだけで何も話そうとはしなかった。弟子たちは、さて何のことやらと首を傾げたが、ただ一人摩訶迦葉(まかかしょう)だけが釈尊の意図を知り、微笑んだ。それを見た釈尊も摩訶迦葉に微笑み返し、静かに語り始めた。「私は言葉では言い表せない真理を以心伝心により摩訶迦葉に伝えた」どんなに分厚い経典や聖書を読破しても、真理を悟ったことにならない。自分の心の中に仏性を見出し、初めて真の悟りとなる。 これをだるま大師は次のように表した。 教外別伝きょうげべつでん(説かれた言葉以外に真理が存在する) 不立文字ふりゅうもんじ(経典や言葉に頼らず) 直指人心じきにんしん(直接...

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シルバー・バーチ

1920年から60年もの長きにわたるチャネリングである。聖書も読んだことのない程度の教養の持ち主モーリス・バーバネルは、ある日友人に誘われて交霊会に参加する。霊の存在など全く信じていなかった彼は、いつしか眠りこんでしまう。ふと目を覚まし、眠ってしまった非礼をわびた。しかし皆から、彼が眠っている間に自らをシルバー・バーチと名乗り、実にすばらしい哲学観を披露したと知らされた。 その後も同様の現象は続き、スポンサーが付いて、彼の眠っている間にしゃべる言葉を記録することとなった。これが60年間にわたり続き、膨大な記録となって、シルバー・バーチ本となる。 シルバー・バーチは自らをインディアンの霊だという...

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エドガーケイシー

20世紀最大の予言者として知られるエドガー・ケイシーは、本人が眠っている間にしゃべりだすチャネラーである。彼は1945年に死ぬまで42年間に膨大なチャネリング記録を残している。その大半が未来に関するものであったことから予言者と呼ばれているが、彼への質問がそうさせただけである。 本人が眠っているまたは意識を失っている状態で他人の質問に答える形式は、その後のチャネリングの形式として定着した。彼のリーディングを要約すると次のようになる。 人間は全て霊的な存在で、神の子であり、その生命は宇宙の誕生から存在し、永遠に生き続ける。我々は肉体という物質と、精神や心という非物質と、霊魂というエネルギー体から成...

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日本のスピリチュアリズムの歴史

古代邪馬台国女王卑弥呼がシャーマンであったように、日本では古くからチャネリングが支配手段になってきた。日本には古神道と呼ばれる原始神道や土着神道が山ほど存在したが、大和朝廷が伊勢神宮の天照大神を祭神と崇め、国家神道と定めた。 天照大神信仰は本来三重県伊勢地方に伝わる土着信仰であったが、天皇家が天照大神の子孫であると宣言し、皇位の正当性を訴えた。以後、皇室ではチャネリングが秘儀として代々継承され今日に至っている。平安時代には陰陽師として安倍清明が活躍しているが、れっきとした役人である。 約千年間、一般庶民はスピリチュアリズムから遠ざけられていたが、江戸時代の国学者平田篤胤により封印が解かれた。平...

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ゲーテ著 ファウスト

老学者ファウストはあらゆる学問を究めたが、結局何もわからないと知り、絶望のあまり自殺しようとする。そこに復活祭の鐘が鳴り思いとどまると、悪魔メフィストフェレスが現れる。悪魔はファウストに「この世の全てを体験させてやる。だがその途中で、『時間よ止まれ、この瞬間は美しい(つまりもっと生きたい)』と言った瞬間にファウストの魂は悪魔のものになる」という賭けを提案する。 ファウストはこれに同意し、彼は20代の若者に変身する。彼はグレートヒェンという娘と恋に落ちる。娘はファウストに会うため、誤って母親を毒殺してしまう。怒った娘の兄は、ファウストに決闘を申入れ殺されてしまう。娘はファウストの子供を産むが、悲...

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スウェーデンボルグ著 霊界日記

17~18世紀のスウェーデンの政治家・科学者・宗教家であるスウェーデンボルグが、自分の備忘録として残した私的な日記である。彼は現在の金属飛行機の原型を発明した天才である。 ある晩、レストランで夕食をとっている時、突然ろうそくの炎が燃え上がり、そこに悪魔が現れるという幻覚に襲われた。その日を境にして、彼は生きたままこの世とあの世とを往来するようになる。彼が見たあの世とは、今まで教会が教えてきた死後の世界とは全く異なる世界であった。 あの世では、死後にも現世と同じくらい生き生きとして暮らしが存在する。そこでは嘘偽りは通用せずなんでもわかってしまい、隠し事が一切できない。現世での名声も権力も金も一切...

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ダンテ「神曲」

イタリアのフィレンツェに生まれた大詩人であり哲学者であるダンテが、1300年頃書いた詩集が神曲である。この本はダンテ本人を主人公にしている。 ダンテが人生に迷い苦悩する日々を送っていたある日、深い暗闇の森の中に迷い込む。そこはこの世とあの世とを結ぶ入り口だった。そこに神の使いと称するガイド役の高級霊が現れ、神から特別な使命を受けてダンテを霊界へ案内することになったと告げる。ここからダンテの霊界への旅が始まる。 まず地獄界に行き、ローマカトリック教会の教皇や王侯貴族や金持ちたちが地獄にいることを見て驚く。ここで生きている間の地位も名誉も富も、あの世に於ける審判には全く無関係であることを悟る。いか...

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スピリチュアルの歴史

チャネリング現象を起こせる人をチャネラー(霊媒)と呼ぶ。チャネラーはリーディング(自動書記)で文章を書き、絵画や詩を残した。チャネラーは無意識状態の時に、他人の人格になってその言葉をしゃべりだす。 江原啓之氏の様に自分の意識を保ちながらチャネリングする人は珍しい。それだけ能力が高いと言える半面、江原本人の人格や思想が色濃く反映しており、時には伝えられるメッセージがゆがめられる恐れもある。チャネラーは先祖返りした特異体質に過ぎず、100メートルを9秒で走れる人のように、人間自身が優れているわけではない。 しかも「朱に交われば赤くなる」の例えの様に低級霊とばかり交信していると、だんだんチャネラーの...

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スピリチュアルについて

世の中スピリチュアルブームである。テレビ雑誌には死者の霊とか背後霊とか、にぎやかである。「人が死んだら霊魂になり、霊魂は永遠不滅である」というのは、古今東西の宗教の教義である。スピリチュアルの歴史は人類誕生の頃にさかのぼり、古代エジプト・ギリシャ・中国・日本・中南米で見られる。シャーマニズムとは、神がかり現象をいう。シャーマンの体に神が乗り移り、神の言葉を伝えるというものである。 このシャーマンを日本では巫女と呼んだ。卑弥呼が日本最古のシャーマンである。人の体が勝手に動き文章を書く現象を自動書記、英語ではリーディングという。神や霊との交信をチャネリング(交霊現象)と呼び、そのような能力のある人...

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